杜設計のblog
2007-03-27 地震
_ 先日、石川県で地震がありました。震度6強。
ここ八戸は大変地震の多い土地で、平成6年の三陸はるか沖地震や
昭和43年の十勝沖地震の際には多大な被害を受けています。
三陸はるか沖地震のすぐ後に阪神淡路大震災が起こっており、
全国的には忘れられがちですが、このときも八戸でも建物の崩壊や
道路の陥没などが起きていました。
今回の石川県の地震では木造建物に影響を与える振幅の揺れだった
そうですが、テレビの情報だけではありますが、古くて瓦の屋根の
住宅の崩壊が多かったように見えます。
現代の在来木造住宅では壁の配置・バランスや、木と木をつなぐ
接合金物などが、古い建物に比べ厳しくなっております。古い建物
に住んでいる方は一度専門家にみてもらったほうがより良いですし、
新しい住宅だからといっても、起きてからのことも考え、家族で
近所の避難場所を学んだほうが良いでしょう。
地震はいつ起きるか分かりませんので。